pagetop

定例JLC会議

2025年度の活動

2月19日(水) 第238回JLC会議於 金光教大阪センター

2025年2月19日、第238回JLC(IARF日本連絡協議会)が金光教大阪センターを会場にしてオンラインを併用して開催された。最初に当番教団の金光教泉尾教会長である三宅光雄師が開会の挨拶を、続いて一燈園当番の谷野寅蔵師が開会の祈りを捧げ、慣例に従い、2025年度の当番事務局教団を務める金光教泉尾教会の三宅光雄師が議長に就き、司会進行に三宅善信師が指名された。

今回の議題案承認と前回(第237回)の議事録承認に続いて、今年度最初のJLC会議ということもあり、2024年度収支決算報告が行われ、今年度への繰越金が前年度当番教団であった一燈園から、2月14日付けで繰越金7,379,749円が今年度の当番教団である金光教泉尾教会への送金されたことの報告やJLCの印鑑を含むJLC事務局引継ぎ業務等が行われた。

 金光教大阪センターで対面とオンラインのハイブリッド形式で開催された第238回JLC会議の様子
金光教大阪センターで対面とオンラインのハイブリッド形式で開催された第238回JLC会議の様子

続いて、第237回JLC会議以降の国際の動きについて国際評議員を務める一燈園の谷野創流氏より、1) 北米選出の評議員が2人交替したこと。 2)北米ユニテリアン協会とアジア青年センター(AYC)という団体から加盟申請がなされたこと。 3)オンラインによる国際評議員会を3月に開催するための日程調整中であることが国際事務局から報告された。この報告を受けて、1)に関して長年国際評議員を務めた経験を有する三宅善信師から「会長・副会長・財務理事を含む国際評議員の人選は、世界大会時に開催される総会において代議員の投票によって決められるのに、その任期の途中交代が任意でできるのであれば、世界大会への参加や財的貢献への意欲が失われ、かつ、国際評議員の地位の正統性が損なわれる」と懸念が示された。また、2)に関しては、三宅光雄師から「自分はAYCの会長を長年務めているが、AYC内でIARFへの加盟申請を希望するというような案件は審議されたことがない。不確かな情報による加盟申請への審議は謹んで貰いたい」との厳しい意見が表明され、JLC会議参加者の間で活発な意見交換がなされた。

 金光教大阪センターで開催された第238回JLC会議の様子
金光教大阪センターで開催された第238回JLC会議の様子

次に、JLC各加盟団体からそれぞれの活動内容が報告された後、立正佼成会総務部次長の佐原透修師から、「JLCの重要案件について理事長本人が出席して意見を表明したいので、次回(第239回)のJLC会議は4月14日に立正佼成会京都教会で開催したい」との表明がなされた(なお、この日程は、後日、6月2日に変更された)。

さらに、立正佼成会の加瀬育代氏より、「2023年の世界大会のホストであったルーマニアのハンガリアン・ユニテリアン教会のコバチ・イシュトバン主教夫妻とジョルト・エレケス師夫妻が8月25日より9月5日の日程で日本を訪問される予定があり、JLCの諸団体とも交流を希望されている」との報告があり、JLC加盟教団がバケツリレー方式で接遇することが決まった。また、三宅光雄師より、「2005年の『愛・地球博』の際にはJLCでもパビリオン出展を企画した。2025年4月より大阪で『大阪・関西万博』が開催されるが、JLCとして万博に関連して何か企画できないか」との提案がなされた。

最後に、閉会の挨拶を立正佼成会の佐原透修師が、閉会の祈りを日本チャプター事務局長の芝幸介師が行った。なお、この日の会議には、上記の参加者に加えて、オンラインで参加したIALRWの松本江津子氏、日本チャプターの市川和一氏、むつみ会の山本敏英師、一燈園の木村やよい氏らJLC加盟各教団から16名(オンライン参加者を含む)の関係者が出席した。


6月2日(月) 第239回JLC会議於 立正佼成会京都普門館

2025年6月2日、第239回JLC(IARF日本連絡協議会)が立正佼成会京都普門館を会場に開催された。最初に当番教団の金光教泉尾教会長である三宅光雄師が開会の挨拶を、続いて日本チャプター事務局長の芝幸介師が開会の祈りを捧げ、併せて、IARFに長年尽力されてきた米国ユニタリアン牧師のリチャード・ボーキ―博士が5月26日に逝去されたのを悼み、黙祷が捧げられた。慣例に従い、2025年度の当番事務局教団を務める金光教泉尾教会の三宅光雄師が議長に就き、司会進行に三宅善信師が指名された。

会議の内容としては、第239回JLC会議の議題案を一部変更して承認。第238回の議事録案を原案どおり承認した。その後、2025年2月以降5月までの国際の動きについて、国際評議員の谷野創流氏より報告された。

・ ウィリアムズ会長が病気休養中ではあったが、3月15日には国際評議員会がZoomで開催された。議題は2025年度予算の承認や、各種報告、新規メンバーグループの承認申請手続き、国際評議員の任期途中での辞任、交代などの取扱いについての議論が交わされた。

オブザーバーとして参加した三宅善信師より、インドのAYCについては、組織としての議論や承認を全く得ずに不適切に提出された申請であることが報告され、更なる調査が必要としてAYCの加盟申請は保留となった。

またJLCのメンバーは次の2点について、IARFがこれまでの歴史で培ってきた手続きのルールを維持すべきであることを主張した。①国際評議員の任期途中の交代については、残任期間中は前任者のProxy(代理)として務めてもらうこと、②新規メンバーの加入に際しては当該の地域団体の調査を経て国際に推薦する形をとること。

・ この評議員会についてもJLCでは㈱アイ・エス・エスに同時通訳を依頼し、通訳費用を負担した。

・ 3月15日に開催された国際評議員会のフォローアップのためにルカシュ氏から届いたEメール中に、「Executive Committee(=EC、執行役員会)」のメンバーを募集しているという内容があった。

これに対し、三宅善信師より、ECは新しい定款での定めはないが、会長、副会長、財務 理事で構成されるものであり、志願者を募るという性格のものではないとの指摘があった。

・ EMEのメンバーを中心に来春、日本へのスタディ・ツアーを企画している。松井ケティ氏、日本チャプターの橋本恵市師と相談しながら、日本の加盟団体訪問や日本チャプターとの交流、広島・長崎訪問等を計画中との事。今後松井ケティ氏が窓口となって調整してゆく。

・ 三宅善信師宛に、ピーター・ル・プール財務理事より①円高になったこのタイミングで2025年度の分担金の送金を検討してほしい、②国際事務局へのボランティアやECのメンバーとして協力できる方はいないか、との依頼があった。

・ 新規加盟申請が保留となっているインドのAYCの状況について、IARFに申請書を提出した経緯などについて、A.James氏とEメールで交信されたことが、三宅善信師より報告された。

・ 松井ケティ氏より、国連のECOSOC NGO Committeeについて、昨年度は報告書を出し損ねたが、2025年は出せる予定であること、また松井ケティ氏は、USチャプターの役員会のアドバイザーに就任されたことが報告された。

 立正佼成会京都普門館で開催された第239回JLC会議の様子
立正佼成会京都普門館で開催された第239回JLC会議の様子

続いて、この日の最重要課題である立正佼成会のJLCならびにIARFからの脱退について、同会の熊野隆規理事長から以下の表明がなされた:

「立正佼成会では、宗教対話や交流を広く積極的に進めてきたが、近年では負担が大きくなりすぎたように感じており、本来の宗教活動を中心に据えるべく、諸活動のひとつひとつを見直し整理整頓を進めてきた。立正佼成会は本日をもってJLC及びIARFの団体加盟を退会し、今後は日本チャプターの支援を中心としてIARFと関わってゆくことをご承諾いただきたい。」

熊野師からの報告を受け、次の2点について質疑があった。

① 2025年度の分担金についてはどのように考えているか。

→ 2025年度はIARF、JLCともに分担金を支払う予定である。

② 佐原透修師はIARFの国際評議員で、次回世界大会まで任期を残しているが、どうされるか。

→ 立正佼成会の退会に伴い、佐原師は国際評議員は辞任する意向。また、後任や代理(proxy)については、佐原師より指名するのではなく、JLCの意向にお任せしたい。

国際評議員の任期途中の辞任については、現行の定款には特に定めがないが、JLCとしては、任期途中の辞任の場合は、次の総会までの間は名前を残して「代理」が出席するというのがIARFとしての正統なやり方であることを主張しているため、佐原師の辞任に際しても同様に、次回総会までは佐原師の「代理」が出席する形で対応することが確認された。

立正佼成会は、IARF国際にとっても、人的・財的共に大きな貢献を続けており、国際評議員会にパーマネント・シートを持つなど、重要な位置づけであり影響が大きいと考えられる。今後、国際に対しては、佐原師がジョージ・ウィリアムズ会長とZoomで会談し、退会を直接伝える予定である。

先述のとおり、佐原師の評議員としての立場及び後任については、JLCとしては次回総会(世界大会)までは佐原師の名前を残し、代理が出席することで対応するのが従来のルールに則った方法であると考えるが、ウィリアムズ会長との会談においてそのようなやり方は認められないとされれば、JLCとして対応を協議する。

 立正佼成会京都普門館で開催された第239回JLC会議参加者
立正佼成会京都普門館で開催された第239回JLC会議参加者

その後、JLC加盟各団体からの報告がなされ、8月下旬から9月上旬に来日する昨秋に開催された第36回IARF世界大会のホスト教団であるルーマニアのハンガリアン・ユニテリアン教会からイシュトヴァン・コヴァチ主教夫妻、ジョルト・エレケス師夫妻のJLC加盟各教団の受け入れ体制について報告調整がなされた。また、長年にわたって立正佼成会が収集してきたIARFの膨大な資料については、引き続き、立正佼成会が保存し、JLC加盟教団からの申し入れがあれば、必要に応じて提供することが約束された。

最後に、立正佼成会・熊野隆規師より閉会の挨拶が述べられ、IARF、JLCにおける加盟諸団体との長年の交誼、協力に対する感謝が伝えられた。閉会の祈りを、IALRWの松井ケティ氏が務めた。

なお、この日の参加者は、IARF国際評議員の佐原透修師、谷野創流氏、IALRWの松井ケティ教授、一燈園当番の谷野寅蔵師、日本チャプター事務局長の芝幸介椿大神社権宮司、むつみ会の山本敏英師、立正佼成会理事長の熊野隆規師、金光教泉尾教会長の三宅光雄師をはじめ17名が出席した。


6月18日(火) IARF国際評議員会オンライン

2024年6月18日22:00(日本時間)より、英国で法人登記されたCIO(非営利活動法人)としてのIARFの「国際評議員会(CL)」がオンラインで開催された。ジョージ・ウイリアムズ会長が国際評議員会の議長を務め、財務担当理事のピーター・ル・プール氏から財務報告、事務局のルカシュ・リニエウィッツ氏が活動報告を行った。イスラエル(米国在住)のユダヤ教ボブ・キャロル師やルーマニアのハンガリーユニテリアン教会のクリスティナ・シャンドル氏やインド(英国在住)のゾロアスター教ルズベ・ホディワラ師らが積極的に発言した。

 オンラインで開催されたIARF国際評議員会の様子
オンラインで開催されたIARF国際評議員会の様子

なお、このオンライン会議に、日本からは、国際評議員を務める立正佼成会の佐原透修師、一燈園の谷野創流氏に加えて、オブザーバーとして、前国際財務理事の三宅善信師をはじめ牛尾里津子氏、加瀬育代氏、廣田恭子氏、田中希依氏、市川和一氏、加藤和宏氏、井上英之氏、松本江津子氏、横田佳代子氏、滝澤俊文師、木村やよい氏らが参加した。


9月18日(木) 第240回JLC会議於 金光教大阪センター

2025年9月18日、金光教大阪センターにて第240回JLC会議がオンラインとハイブリッドで開催された。開会挨拶を一燈園当番の谷野寅蔵師が、開会の祈りを日本チャプター事務局長の芝幸介師が行い、慣例に従って、当番教団である金光教の三宅善信師が議長に就いた。

最初に、今回の議題案が承認され、前回(第239回)の議事録が原案どおり承認された。具体的な議事としては、国際評議員を務める一燈園の谷野創流氏から、前回のJLC会議以後(6月~9月)の期間のIARF国際の動向が以下のように報告された:

・ 北米ユニタリアン協会(NAUA=North American Unitarian Association)の加盟について評議員に対し、事務局のルカシュ氏よりNAUAの加盟の可否が問われ、6月27日付のウィリアムズ会長名でのメイルにて、加盟が正式に承認されたことが報告された。

→ NAUAの加盟については、UUA所属の国際評議員(マクリーン師)からの懸念と反対の意見が示されていた。三宅善信師より、AYC(世界連邦アジア青年センター)の事例を鑑みても、かつてのIARFの加盟申請手順に従い、既存の地域メンバーによる地域内部での調査が必要であることを国際事務局に認識させることが重要であるとの意見が示された。現状では新規加盟手続きに関する規約が整備されておらず、JLCでは、今後規約の策定のプロセスにおいて、引き続きしっかりと意見を表明してゆくことが確認された。

・ 2024年度会計報告承認

7月2日付にてルカシュ氏より評議員に対し、監査委員会の報告書を添えて2024年度の会計報告書の承認依頼のメイルがあり、異議なく承認された。

・ 国際評議員会

8月24日にIARF国際評議員会がZoomによるオンラインで開催された。開催日時の決定が間際となったこともあり、同時通訳は依頼しなかった。日本からは、評議員である谷野創流氏の他、三宅善信師、牛尾里津子氏、木村やよい氏が出席した。

ウィリアムズ会長は当日急遽欠席となり、副会長のアーユシュ・ソニ氏が議長を務めた。またHUCのクリスティナ・シャンドル氏が退任され、ノルベルト・ナギー師が代わりを務めることが報告された。

 阪急茨木市駅付近のカラオケボックスに集まって国際評議員会に参加した
阪急茨木市駅付近のカラオケボックスに集まって国際評議員会に参加した

議題は、前回議事録の承認の他、コミュニケーション及びメディア戦略に関する提案、資金調達に関する提案の承認、次回世界大会の候補地など。前回議事録については、谷野創流氏より、JLCからの修正依頼が反映されていないことを指摘し、その指摘に基づいて修正されたものが承認された。また資金調達の提案について日本の状況を尋ねられたが、三宅善信師より、日本では寄付税制上の問題もあり、欧米諸国とは事情が異なり、従来の継続的な会費(分担金)以外での集金は難しいことが説明された。

第37回IARF世界大会は2027年の開催を予定しており、開催候補地としてロンドン(ゾロアスター教センター)や、ポーランドが意欲を示しているとの情報があり、またインドやマケドニアなどでの開催の可能性も示された。日本での開催の可能性について問われたが、立正佼成会が脱退した現状では不可能であることが伝えられた。

→ 世界大会の開催地については、各候補地の大会予算案、ビザの問題、人的支援などの情報が共有された上で検討するべきである。

・ 南アジアの評議員(ロンドン在住)のルズベ・ホディワラ師は、南アジアの加盟団体に対して、彼らの ニーズを知り、より良い地域連携を図るために働きかけを行っている。

・ ウィリアムズ会長は、7月16日付メイルにて、一部の人間にのみ過重な負担がかかる現状を憂慮し、各評議員はもっとIARFの運営へ積極的に参加するよう訴えかけた。

・ 5月に逝去されたリチャード・ボーキー博士のお別れの会が、7月20日AM3:00(日本時間)、晩年を過ごされた養老ホームとオンラインのハイブリッドで開催され、松井ケティ氏がオンラインで参加した。日本を含む各国の旧友たちからの弔意のメッセージや写真の紹介に加え、現地では供花や植樹が行われ、心温まる良い会合であったことが報告された。

・ 9月11日~14日、EME(欧州中東地域)会議がドイツのオッフェンバッハ・アム・マイン市を会場に、オンラインとのハイブリッドで開催された。

・ 自由宗教研究所は継続的にいくつかのコースを開催している。

・ IARFのウェブサイトでは、インドでの広島・長崎の原爆追悼行事や、国際NGO会議が主催するウェビナー、UU Studies Networkの総会など、関連団体のイベントも紹介されている。

・ ハンガリアン・ユニテリアン教会(HUC)主教一行の訪日

8月22日~9月3日の日程で、ルーマニアのハンガリアン・ユニテリアン教会のイシュトヴァン・コヴァーチ主教夫妻、ジョルト・エレケス牧師夫妻の4名が日本を訪問された。一行は東京・鈴鹿(椿大神社)・京都・大阪・広島など、各地でJLCメンバーらと交流を深め、温かいもてなしに大変喜ばれて帰国された。今後も様々な形での交流継続が期待される。

 金光教大阪センターで開催された第240回JLC会議の様子
金光教大阪センターで開催された第240回JLC会議の様子

続いて、長年中心的加盟教団であった立正佼成会のIARF脱退に伴い、東アジア(日本)の評議員1席が空席となっている(名目上は次回世界大会時の総会までは評議員として佐原透修師の名前が残る)。ウィリアムズ会長から「Proxy(代理者)を立てて欲しい」との要望もあり、JLCの意見をしっかり伝えるためにも、今後の国際評議員会には、谷野創流氏に加えて、JLCからもう1名出席することが大切であるとの認識が共有された。

そこで、日本チャプターの委員長に就いた本山一博師にProxyをお願いすることは可能か、との意見に対し、芝師より本人へ確認すると回答された。特定の誰かをProxyに指名して国際に報告するということが難しいようであれば、その都度先生方に参加協力をお願いすることとなった。

最後に、JLC加盟各教団からの活動報告が行われ、閉会の挨拶をAILRWの松井ケティ教授が、閉会の祈りをむつみ会の山本敏英師が務めて第240回JLC会議は閉会した。この日の参加者は、国際評議員の谷野創流氏をはじめ9名が出席した。


9月18日(木) 大阪関西万博を視察於 EXPO2025 万博会場

大阪市中央区の金光教大阪センターでの第240回JLC会議を終えた後、JLC一行6名は、地下鉄で大阪関西万博が開催されている此花区夢洲へ移動し、EXPO2025を視察した。JLCでは、20年前に愛知県で開催されたEXPO2005「愛・地球博」にWCRP日本委員会と共同で、愛・地球博「こころの再生・いのり」館を運営したこともあり、このたびの大阪関西万博への関心も高かった。

 大阪関西万博会場に到着したJLCメンバー
大阪関西万博会場に到着したJLCメンバー

万博閉幕まで1カ月を切って、連日超満員の入場制限が繰り返される中で、日本国際連合協会関西本部の理事長を務める三宅善信師の手配でVIP入場したJLCメンバー一行は、残暑厳しい万博会場内を巡回し、特に、国際連合館では、同館の市川奈緒美ダイレクターから歓迎を受けた。ニューヨークの国連本部に日本から寄贈された「平和の鐘」のミニチュアが国連館にはあるが、この鐘を寄贈した中川千代治氏の令嬢がIARF日本チャプターのメンバーでもあり、そのことに思いを馳せてJLCメンバーでこのミニチュア平和の鐘を打った。

 大阪関西万博の国連館で市川奈緒美ダイレクターを記念撮影
大阪関西万博の国連館で市川奈緒美ダイレクターを記念撮影

また、この前々週に大阪で開催された全日本仏教徒会議大阪大会で三宅善信師と共にパネリストを務めた中島さち子からの招待で、彼女がプロデュースした「いのちの遊び場・クラゲ館」と、待ち時間7時間と今回の万博で最も人気のあるイタリア館にもVIP入場した。


12月19日(金) 第240回JLC会議於 金光教大阪センター

2025年12月19日、金光教大阪センターにて第241回JLC会議がオンラインとハイブリッドで開催された。開会挨拶を当番教団の三宅光雄金光教泉尾教会長が、開会の祈りを一燈園当番の谷野寅蔵師が行い、慣例に従って、当番教団の三宅光雄師が議長に就き、司会進行を三宅善信師に指名した。

最初に、今回の議題案が一部順序を入れ替えて承認され、前回(第240回)の議事録が原案どおり承認された。続いて、玉光神社の本山一博宮司から、法人としての同神社は2025年末をもってIARFならびにJLCからの脱退が表明された。ただし、同師は2024年にIARF日本チャプターの委員長に就いたので、今後はチャプターの一員として参加することが表明された。

 金光教大阪センターで開催された第241回JLC会議の様子
金光教大阪センターで開催された第241回JLC会議の様子

続いて、国際に関する報告が、一燈園の木村やよい氏より以下のように報告された:

谷野創流氏に代わり、木村やよい氏より国際に関する報告が共有された。

・ ジョージ・ウィリアムズ会長の辞任について

11月17日付で評議員らに宛てたジョージ・ウィリアムズ会長からのメイルにて、健康上の理由で安静が必要であるため、IARF会長及び自由宗教研究所所長を辞任する旨の連絡があった。その後の対応について、評議員に対して公式に連絡は来ていないが、2026年1月27日に評議員会を開催することが決まっている。JLCとしての意見をまとめておきたい。

ピーター・ル・プール財務理事から非公式に伝えられた内容としては、Trustee Meetingは定期的に行われており、その中で、ロバート・インス氏を暫定会長にするという話が出ているとのこと。副会長のアーユシュ・ソニ氏が暫定会長に繰り上がるという可能性も検討されている。また、Trustee(執行役員)をもう1名増やすこと、全体を管理監督するSecretaryの役職を設けることなどを検討しているとのこと。

以上の報告を受け、JLCとしての意見がとりまとめられた。

◇ 暫定会長について

インス氏は、英国における法人登記上求められる英国在住者のTrusteeという立場であり、投票権を有する評議員ではない。現行の定款上に定めがあるわけではないが、IARFの慣例としては、会長は評議員から選ばれるべきであると考える。まずは、評議員である副会長のソニ氏が暫定会長となることが手続きとして適切ではないか。ソニ氏が暫定会長を辞退した場合は、インス氏が暫定会長を引き受けることに賛成する。その場合、インス氏がウィリアムズ会長の後任の評議員となるのか併せて確認が必要だろう。

◇ Secretaryについて

Trusteeの想定するSecretaryがどのような立場を指すか不明だが、会長の辞任に伴い、事務局を指揮命令する立場であるなら、General Secretary(事務総長)のようなものを考えているのではないか。2006年に当時のGeneral Secretary を解任以降はCompany Secretary(総務担当役員)やSecretary(事務局員)を置いた時期もあったが、IARFにGeneral Secretary は居ない。現在のIARFではそのような立場の人を雇用する余裕はなく、その必要性は疑問である。

◇ EMEメンバーを中心とした日本スタディ・ツアーについて

EME側はピーター・ル・プール氏とマリー・ルイーズ氏、日本側は松井ケティ氏を中心に、木村やよい氏、牛尾里津子氏も参加し、何度かZOOM会議を行い行程案が決まった。3名は参加が確定しており、最終的に5~10名程度の参加を見込んでいる。別紙行程表の通り、2026年5月6日に来日、東京(立正佼成会、WCRP、日本チャプター、IALRW)、広島、椿大神社、京都(一燈園他)、大阪(金光教泉尾教会)、高野山などを視察、交流し、5月20日に成田空港を出発する予定。日本国内での旅費予算は約30万円、日本チャプターの縁で杉野貴子氏に移動や宿泊の手配をお願いし、予算内で収まるとの見解を得た。松井ケティ氏はツアーに参加し、参加者をお世話する。いずれかの場所で、日本チャプター、IALRW、JLCメンバーの方々も交えたプログラムも検討している。日本のメンバーで同行を希望される方は知らせてほしい(部分参加も可)。

・ 国際評議員会について

2026年1月27日(火)日本時間21:30より国際評議員会が開催される。議題案はまだ示されていないが、上記の内容が議論されると予想される。JLCの諸先生方もオブザーバー出席して、JLCの意見を発信してほしい。また、本山一博師には、佐原透修師の代理として出席するよう依頼された。なお、今回も同時通訳は入れないことが確認された。

この日のすべての審議事項・報告事項を終えて、閉会の祈りをむつみ会の山本敏英師が、閉会の挨拶を三宅善信師が行い、一年間の事務局当番業務協力への謝辞を述べた。この日の参加者は、IALRWの松井ケティ教授、一燈園の木村やよい氏、玉光神社の本山一博師、日本チャプターの市川和一氏、むつみ会の山本敏英師、金光教泉尾教会の三宅光雄師をはじめ、12名であった。

 モロッコ料理で盛り上がるJLC会員諸師
モロッコ料理で盛り上がるJLC会員諸師

大阪市中央区でのJLC終了後、一行はクルマ2台に分乗して、大阪市北区のモロッコレストラン「マラケシュ」へ移動し、ハラール料理の納会を愉しんだ。